篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

江差の旅路 その2

17日、室谷さんと松村さんが街中を案内してくださいました。

まず室谷さんの御本業の漆工房で、豆を挽いてコーヒーを淹れていただきました。
ダンディーな松村隆さんは江差に関連する本を何冊も出版しています。地域選奨選考委員仲間の氏家さんと一緒にニコニコ・・・。
 
御当主の室谷元男さん。このお部屋は天井から壁、家具に至るまで漆塗りで、まるで漆の器に入ったようです。お二人から街を元気にした取組みの経緯をお聞きしました。ご苦労はさらりと笑顔に包んで「楽しいのさ・・・」と、一層胸に響きます。
僭越ですが、ちょっとだけ私もわかるようなきがします・・・ボランティア活動の陰の部分が(笑)。
 
さて街中へ・・・まず姥神大神宮へ。ここのお祭りはなんと370年続いているとか。本殿を写した写真2枚にだけ赤い影が映っているのですが・・・さて、何でしょう?

北前船で運ばれて来た石で造られた鳥居  鯉のぼりならぬ鰊のぼり  美容院も髪結いや  
いにしえ街道は、家並みが統一され実に美しい!今の時期は、お雛様がどの家にも商店にも飾られてお客様を楽しませてくれています。200組以上飾られているようです・・・圧巻です!
 
おまつりの神輿もお見事  
もちろん美味しいお蕎麦もいただきました 
江差の人にも街にもすっかり魅了され、後ろ髪惹かれて帰路に着きました。是非また訪れたい街です。
本当にいい出会いが出来ました・・・知人同士のつながりにも驚きました。
夜、JRで札幌まで来て車で帰ろうとしたけれど、悪天候で断念し札幌に留まりました。
18日朝、晴れ間を縫って帰りましたが、雪と風が強く高速道では事故を横目で見ながら慎重に運転してきました。江差のことをいろいろ思い出しながら・・・・。