篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

驚異の暑さの中帯広へ

26日佐呂間町では39.5℃、富良野35.3℃・・・など軒並み30℃越えの北海道でした。

帯広でNPO法人田豊四郎記念基金総会並びに第16回小田豊四郎記念賞贈呈式が行われました。ちなみに帯広の気温は38.8℃・・・もう言葉もありません。

この賞は道内で食や農に関して取り組んでいる方々を表彰するのです。今年の受賞者は函館の「農楽蔵(のらくら)」の佐々木恵賢ご夫妻です。二人だけで丁寧にワインをつくっている方。今年の選考委員は、雑誌、「ダンチュウ」編集長の植野氏でした。

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ワインをつくるに当たってご本人曰く「あえてリスキー3原則を守っいます。1、野生酵母を使用。2、フィルターなどで濾さない。3、酸化防止剤を入れない。」とスピーチしていました。彼のものつくりの根幹をなすお話に、そうそうたる人生の先輩たちが絶賛していました。

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授賞式後の懇親会では歴代の受賞者から提供された食材を使い、モリエールの中道シェフや料理研究家の松本さんが料理し豪華なテーブルになりました。ご参列の方々も多彩でお久しぶりにお会いした方々と楽しく歓談が続きました。

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唐津から来て握ってくださった「つく田」の松尾さんにも再会・・・すし飯が口の中でふわーとほぐれて流石素晴らしい!美味しかった! 

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ここでは西岡美子さんとゆっくりお話しできるんです。

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車で行ったためにアルコールは飲めませんでしたが、お土産に農楽蔵のワインをいただき帰宅しました。楽しみです。

農楽蔵の佐々木さんが「一口飲んで驚くワインではなく一本飲んで満足していただきたいワインを」と言っていました。そうか一本一人でか・・・爆笑。

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帯広はいまNHKドラマ「なつぞら」の放送もあり旬ですね。ドラマの中の設定が六花亭さんと重なり、小田豊四郎さんが函館出身、今回受賞の函館の農楽蔵・・・・偶然がいっぱい重なりたのしいお話をたくさん聞けました。

函館へ行く楽しみがもう一つ増えましたね。

六花亭三代目の小田文英社長のご挨拶もとても立派でした。先々代の豊四郎社長、先代の豊社長をユーモアを含めてたたえ会場は和やかになりました。

車内の温度は42℃を指していました・・途中で休みながら楽しい一日でした。