篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

大平まゆみコンサート

毎年あかならでコンサートをしてくださる大平まゆみさん。今年も実現しました。
あかならで聴く大平さんのヴァイオリンの音色は格別です。一曲ごとにログに浸み込むように馴染んでやわらかな音色になるんです・・・本当に不思議です。


お話も楽しく演奏はヴァイオリン一本のみとは思えないダイナミックで繊細で幅が広く感じます。大平さんは「いつも演奏するのが楽しくてたまらないの・・」と言います、それが伝わってくるんです。お子さん達にも心配りした選曲も素晴らしかったです。
突然ハッピバースデーを弾きだしました(実は今日亡夫の誕生日なんです)。もうビックリ!胸が熱くなりました。夫は大平さんの演奏が大好きで毎年聴いていました。
私の大好きな「チャルダッシュ」もお決まりで弾いてくださるんです・・・嬉しくてなりません。

アンコール曲は伊福部昭作曲三楽章からなる「土俗的三連画」・・・なんだか妙な曲名ですが(笑)ヴァイオリンのために編曲されたようです。ダイナミックで素晴らしい楽曲でした。詳しくは聞き逃しましたがなんでもアイヌに思いを寄せた曲とのこと北海道命名150年にはふさわしい感じがしました。今回は第一楽章のみの演奏でしたが、いつか全楽章を聴いてみたいな。
雪が降りしきる一日でしたが満員のお客様は大満足でした。
餓鬼先生が作品をプレゼントしました。「真如」正しい事・・・と言う意味のようです、餓鬼先生ファンの大平さんはおお喜びでした。

何時もの姉妹の(笑)のツーショットなり。

気取らず素敵なお人柄の大平さん、お客様、ボランティアスタッフ・・・皆さんに感謝です。