篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

今年も大平まゆみさんと・・・

札響コンサートマスターの大平まゆみさん。針の穴の様なスケジュールを急きょキャッチして(笑)、今年も富良野に来ていただきました。
3日午前中は、富良野メセナ協会の事業で南富良野小学校へ行ってきました。先月の大雨で被害を受けた地域なので、訪問を躊躇しましたが学校が大歓迎してくださいました。大平さん自身も、東北大震災でご実家が避難生活をした経験があるためとても心を寄せて下さっていました。
全校生約90名・・・ヴァイオリンの弦の振動を見せながらの演奏に、それはそれは楽しんでくれました。

始めてヴァイオリンに触って演奏体験して、きれいな音が出てとっても嬉しそうでしたね。

大平さんは「どんな歌でもいいので、一日に一回声を出して歌ってね。きっと元気が出るよ」と語りかけ、全員で大きな声で校歌を歌いました。

児童たちは別れがたくいつまでもハイタッチをしながら教室へ帰っていきました。
南富良野町は、まだ復興半ばで、道中の生々しい爪痕をみながら学校へ伺ったのですが、子供達や先生たちがとても喜んで迎えてくださり、大平さんと共に安堵しました。
昼食は再会したホテルラーチで美味しい食事をいただきながら、想いを語り合いました。支配人さまの心遣いに感謝です。
夜は恒例のあかならコンサートを開催しました。急きょ日程が決まったため宣伝が間に合わず、何時もより少ないお客様でしたが今回も素晴らしい演奏会になりました。

大平さんの想いが一層濃く込められているように感じました・・・感謝!

又来年開催を約束して・・・