篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

友人が旅立ちました

オペラ歌手、声楽家の嘉村美和子さんが今日未明(午前1時43分)旅立ったと知らせが入りました。
大平まゆみさんのコンサートが「あかなら」で開催された時に、わざわざ札幌から来ていただきました。以来交流を続け、メセナ協会事業で何度も学校へ行っていただき子供たちに歌唱指導をしていただきました。
あかならでもコンサートをし「ここはいつ来ても心が休まるの・・・」と静かにコーヒーを飲んでいました。
今年も7月3日に富良野の学校へ来ていただき、10月14日にはあかならでコンサートもする予定でした。
体調を崩したのでコンサートを延期したいとの事だったのに、そんなにお悪いなんてつゆ知らず・・・言葉が見つかりません。
8月に「あかなら」にふらりと来ました。その時に体調のことを直接私に話したいとの思い出来たそうです。混んでいてゆっくりお話しできず帰ったと、後で知人から聞きました。ごめんなさい・・・。
仕事のことに対しても想いは深く冷静沈着な方でした。
イタリアが好きで、ロメオとジュリエットの研究をし、車はアロハロメオで突っ走っていました。
まだまだお若いのに・・・胸痛む一日でした。
今年7月3日樹海小学校での写真

4年前かな?あかならで・・・



なぜか鳥の歌のメロディーが聴こえてきました。やすらかに・・・。
今日は嘉村さんの訃報を聞き・・・
メセナ事業で狂言ワークショップを山部中と東小で開催し・・・
あかならには道の地方創生局の方々が来てお話し・・・
移動中頭を整理しつつ乗り切りました。