篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

想いで深い「走る」公演

富良野グループ「走る」公演が、今富良野で連日満席の中で上演されています。私にとってもとても思いで深い演目です。
1997年富良野塾12期生の卒業公演として、布礼別の富良野塾スタジオで観ました。前席から30センチほど前は舞台で、役者の汗が飛んでく来ました(笑)。
その後富良野演劇工場が建設され工場長としての大役に押しつぶされそうになりながら、こけら落とし公演の一つとして演じられた「走る」。
2000年11月16日初日に市民ランナーが走った写真が出て来ました。懐かしい!若い!・・・市民と共に舞台を作り上げると言う倉本聰氏の発想が見事に表現された舞台だったと思います。元市長さんや夫の顔もあります。

講演後ロビーでの一コマも・・・

2000年10月富良野演劇工場オープンにあたり、A新聞社の取材を受けた時の写真も・・こりゃあ若いわ(笑)。

そして、倉本氏の最後の舞台として選んだ「走る」が現在富良野を皮切りに全国ツアーを開始しました。あの時に走った役者さんが何にかも出演していますが、凄いの一言です。「役者魂!」をかんじます。

多くのことを感じさせてくれる舞台だと思います。富良野からソフトを発信しし続けた舞台をご覧いただきたいと思います。