篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

今年の道新げんき大賞

北海道新聞社が地域で活躍している若い人を顕彰する「げんき大賞」。上川地区では今年、剣淵町の「VIVA(ビバ)マルシェ」の方々が受賞しました。
高田旭川支社長と共に選考委員である、渡辺直行さん(カンディハウス会長)、あべ弘士(絵本作家)と私の3人も剣淵の授与式に行ってきました。
農協の組織に甘んじず、自ら軽トラックで全国に自慢の野菜を売りに行き販路を拡大している行動力に、選考委員全員一致で推薦しました。今朝の道新に記事が掲載されていました。

昼食をともにしながら、苦労話も聞かせていただきました。「失敗しても立ち直れるのは若いうちだと思い、仲間と動き出しました。」「大先輩に随分苦言を言われたが、今は認めてくれています。」と・・・。実に爽やかな農業青年から、農業に対する熱い想いがビンビン伝わってきました。選考させていただいてよかったと思える瞬間です。

Uターン組の高橋さん、小笠原さんのお話がとても有意義でした。

現地に行くと書類上ではわからない、貴重なお話が聴けますね。

帰りの車中からふと見ると、剣淵保育所の壁一面にあべ弘士さんが描いた壁画が、青空に楽しそうに踊っていました。

桜が終わっていたけれど、塩狩峠一目千本桜を見て、車中での渡辺会長のお話も楽しい一日でした。