篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

中村獅童さんin旭川

旭川青年大学の講師でお越しになった、歌舞伎役者中村獅童さんのお話を聞きました。1500人の大ホール満席、流石花形役者ですね。
絵本の「あらしのよるに」が歌舞伎になって、獅童さんがオオカミを演じたのがきっかけであべ弘士が繋がり・・・私もご縁をいただきました・・・感謝です。

「品良く生きなさい」と祖母の小川ひなさんから言われたこと、父親が歌舞伎界から辞した後も歌舞伎役者になる夢を持ち続けたが、役が付かなくて悩んだこと、母親に支えられて今日あること・・・ユーモアを交えて話していました。
「夢をあきらめないこと!」と強くおっしゃっていましたね。
「品」は教えられて備わるものではなく、生き方が出ると言われたそうです。
とても印象的でした、自分もそうありたいものです。
打ち上げにもご一緒させていただきました。

僕には過ぎたる女房ですとおっしゃっていました・・素敵なご夫婦でした。

旭川青年大学は今年で34年目を迎え、日本でもまれにみる活発な活動が続いているようです。以前永六輔さんが「全国各地でこのような講演会活動はあるけれど、旭川が一番活発に続いています・・・」とおっしゃっていました。今年の講師陣ラインナップも見事です。運営委員の方々も素晴らしいです。
楽しい夜でした・・青年大学の皆さんありがとうございました。