篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

文化庁長官表彰

平成27年度文化芸術創造都市部門で富良野市が受賞しました。3月に決定していましたが長官自ら受賞地に出向いて贈呈式を行うため、長官の人事異動もありこの時期になったようです。
倉本聰氏が富良野で創作活動を開始したのをきっかけに、富良野で芸術文化に関する関心度が高まりました。文化庁から芸術の創造都市として認められたことは、市民にとっても大変名誉なことです。
宮田亮平長官が芸大学長時代に制作したイルカをテーマにした盾を「まさか長官になって自分で贈呈するとは思わなかった」とおっしゃっていました。

宮田長官から盾を受け取る能登富良野市長。

4月から着任した宮田長官は、前東京芸術大学学長であり、2020年東京オリンピックパラリンピック文化教育委員会の委員長でもありました。
私は、この素晴らしい委員長の元で、ほぼ毎月上京し文化教育委員として議論に参加させていただいた事は光栄でした。(新委員長には、前文化庁長官の青柳氏が就任しました。)
奇しくも、新長官として今回富良野にお越しになり再会でき嬉しいことでした。劇場内のご案内時にもお話させていただきました。


長官のスピーチは素晴らしく、参加した市民は感動していました。さすが芸術家であり心のこもった言葉に勇気をいただきました。選考委員のお一人でもある磯田憲一氏のスピーチにも、胸を打つものがありました。
市民を交えて記念撮影

更なる飛躍を胸に刻んだ一日でした。