篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

三河の国の旅 その2

18日記念シンポジュウムの本番。
そもそも豊川市が近隣の町村合併で5つのホールを抱えることになり、それらのホールの活用方法を市民参加でプランを策定し、その記念シンポジュウムなのだ。
何と言ってもメインは、片山好善博氏(前総務大臣・慶応大学法学部教授)の基調講演だ。会場は満席・・・さすが!
テーマは〜「知の地域づくり」と文化芸術の力
内容は素晴らしいお話で、正直こんなに文化に対して造詣が深い方とは思はなかった。
新しい社会を考える時、文化は必ず力になる。国是として知的立国になるるべき・・・と非常にわかりやすく、説得力あるお話だった。
パネラーと記念撮影・・・実に気さくな方でした。

控室では、富良野のこともお話し、興味深く聞いてくださった。
今回の策定を作るに当たり、市民の熱意は勿論であるが、山脇市長の文化行政に対する熱意に感動した。
行政と市民ががっぷり組んで、良い方向へ歩こうとしているのを垣間見た。
片山氏の講演が終わったらお客さんはほとんどが帰るのかと思ったが、皆さん残っていた。
これも文化度の表れなのでしょうか。
得るものが多い旅だった、呼んでくださった主催者に感謝。