篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

三河の国の旅 その3

シンポジュウムを終えて、夜の懇親会があった。
会場は創業350年の旅籠「大橋屋」。ここは東海道五十三次の赤坂の宿、安藤広重が描いた赤坂の宿のモデルのようだ。
間口12間、奥行き65間のウナギのような奥行。これは昔間口で税金がかかったので、このような形になったとか。

山脇実豊川市長とパワフルな市民代表北村起美子さんと

第19代の御当主は、どことなく昔の面影が・・・
なにもかも黒光りして歴史を感じる調度品
古〜い籠も、梁の上に置いてある
昔、三河県が存在したという証拠の印が押された、貴重な品があった。
愛知県から寄贈の申し出があったようだが、御当主は断ったらしい・・・う〜ん、骨のあるお方よのう・・・。

これら、貴重な品々をふつーに置いてある部屋が、今は宿としても使っているようだ。
ここで食事をしたのだが、なんだか昔の旅人になったような気分♪
北海道にはない歴史の重みを感じた旅立った。
豊川市の皆さんお世話になりました。