篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

山陰旅行記 その4

☆番外編

17日に豊岡市に伺った際、中貝市長が別れ際に「ちょっと待って下さい」と言って走り出て持ってきてくださったお土産がとても暖かかった。
地元の米粉を使ったお菓子、全国クラフト展で優勝したコウノトリの箸置き(卵付き)、幸せのお守りなんですと久久比(くくひ)神社のお守り・・・・首長さんが神社のお守りを下さるなんて、凄いなあ。公用車には、地元の特産の絵を描いている。

そうそう、冒険家で北海道でもお馴染みの植村直巳さんの出身地が豊岡市とのことで、植村さんの絵を描いた車もあった。これも凄い宣伝効果だと思う。
18日からの八雲での食べ物は・・・何と言ってもまず、割子の「出雲そば」は美味しかった。蕎麦大好き人間としては夫と共に堪能した。
北海道ではあまりなじみのない「のどぐろ」「甘鯛」「出雲和牛」「白魚」「松葉ガニ」「赤貝」「シジミ」・・・どれもこれも旬で美味しかった。
ところ変われば・・・で魚が特に北海道と違うね。
園山さんと旭山動物園の坂東元園長とは、今年八雲での講演会を機に交流が始まり彼女がが、彼をモデルに芝居を制作し上演しようと企画しているようだ・・・・旭川と八雲がつながっていくようで、なんだかすごく嬉しいな(*^。^*)。出来たら絶対見たいな。
食べて、飲んで、話して、お参りして・・・・楽しい山陰のたびに大満足!
21日帰途につき羽田で時間待ちをしていたら、美しい夕焼けが・・・
 しかしアナウンスでは「北海道は雪と風が強く、旭川空港がダメであれば千歳か羽田に引き返す」と言っていた。もう運を天に任せるのみ・・・でも、何たって出雲の神様にお願いしているので(笑)無事着陸し、雪の中帰宅した。
留守中の新聞を読むのが大仕事・・・・取りあえず、地域のニュースには目を通さなければ落ち着かないので。

北海道では絶対見られない柿やミカンや竹林の風景は、いつも目を奪はれる風景なんだよね。見るたびに歓声を上げて、あきれられている。
前回行ったときに「そんなに好きだったら、あげるよ」と言ってくれた、職人が作ってくれた竹細工の灯りは、我が家の玄関に鎮座している。

見る度にやくもの人たちの温かさを思い出す。この時に竹で作った徳利、コップ、トレーなどもいただいた。嬉しや嬉しや・・・(*^。^*)
雨の多い山陰地方のようだけれど、雨の予報にもかかわらず全行程傘いらずだった。