篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

コミュニケーション教育

「コミュニケーション教育の必要性」について関係者にとっては今更?だが・・・一般的にはまだまだ浸透していない。
学校教育の中で必要性を痛感し文科省もやっと本腰を入れて(入れていると信じている)50億の予算も付けている。
北海道も現場の教育関係者に対し、具体的な動きをしている。北海道文化財団が主催し北海道も共催で1月には説明会を開催し浸透を図るようだ。
文科省が事業説明をし、昨年度実施した学校の事例など具体的な話を伝え、今年度以降の実施に弾みをつけたいと言うものである。
芸術家の派遣費用は文科省が持ち(上限はあるが)、各学校へ出向いて子供達と交流する。現場の学校では文化予算をほとんど持っていないので、このようなシステムをどんどん利用すべきだと思う。
学校現場では、こういう情報を知らない事も多々あるのでこの機会を是非利用して理解を深めてはいかがだろうか。
1月14日(金)ホテル・ライフォート4F(札幌)13:30〜無料
興味のある人は誰でも参加できる。
我々も子供達の豊かな感性を育む事業を目的に「富良野メセナ協会」を設立した。しかし費用は簡単に行政から出る時代ではなかったが、そこを地元企業が資金の応援してくれて毎年続けている。
毎回、子供達の顔の輝きや体からほとばしる喜びを見ていると、表現方法にはいろいろあり、人はみんな違っていて良いんだと実感する。
富良野高校では、平成25年度に演劇が選択科目に入る事が決まったようだ。今後、文科省の動きと連携して我々がコーディネーター役を充分発揮し、富良野の子供達が文化を通して豊かに育ち、地域が更に生き生きして行くことを願っている。真の協働作業として・・・。
同じような事をバラバラでやっても意味が無い、束になったほうが力が何倍にもなることは確か。
願えば叶う!・・・・これは初夢?