篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

地域の潜在能力を信じて!

4年前、東大のゼミ生(5〜6人いたかな?)が指導教官と共に富良野を訪れ、ふらの演劇工房を中心にした文化活動の話を聞きに来た。
その中の一人三浦伸也さんが「文化を中心に地域の創生」をテーマに、NPO学会や東大の公開講座で発表し、その後も継続して研究テーマにしていたようだ。
ありがたい事に、このような事が結果的に富良野をPRしてくれていると思う。
この度大学院の博士課程の論文を書くにあたり、事例の一つとして富良野を取り上げ、更に深く検証するために3日間の日程で再度訪れた。
その後の富良野はどうなっているのだろう?文化は?街は?広がりは?・・・・と丁寧に聞きとりをしていた。
今の富良野は、民間の力で確実に広がっている、広がろうと努力していると私は感じている。
倉本聰氏の演劇活動、富良野演劇工場の活性、ふらの演劇工房、フラノマルシェ、富良野メセナ協会、ラジオふらの、子育てママ達の超活発な活動、商店街の青年達の活動、学校現場との連携・・・・。
4年前から、更に進化した富良野に感動すら覚えたと言ってくれた。
夜は今や時の人である、ふらのまちづくり会社の社長西本伸顕さんも熱く富良野を語ってくれた。

熱心にメモを取り、更に録音もして聞き入る三浦さん。

三者富良野を冷静に分析して下さると、改めて富良野の素晴らしさと潜在能力を持っている地域なんだと感じる。
よそからの評価によって、富良野は更に磨きがかかっているのかもしれない。
見られる事、注目される事は、責任を負わされる事でもある。
人に見られると美しくなるって言うもんね(^v^)。