篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

4・2 コミュニティーの原点?

この歳になって、初めてご葬儀のお手伝いをした。以前に住んでいた町内は公宅ばかりの住宅街で、葬儀があっても職場の人達であったり葬儀場が全てを取り行っていた。自身では、父母を見送っているので送る側は経験しているが、お手伝いは未経験だった。現在の住まいは農業の方たちがほとんどで、ことある毎に地域で助け合う風習が残っている。
今まで非農家は町内会には入っていなかったようだが、昨年から誘われたので入会することにした。今日、町内でご不幸があった。
会場での待機時間に、初めてお会いする方々とお話しすることが出来た。12人ほど集まった接待係のご婦人たちは「いいでしょう、この地域はいいでしょう、この町内会で良かったね・・・たのしいよ〜」と言ってくれた。なんだかうれしくなっちゃった。(あっ ご葬儀だった・・!(^^)!)
「最近葬儀場が取り仕切ったり、葬式をしなくなる傾向があり、一層地域のコミュニティーが崩壊していった・・・」と以前誰かが言った事を思い出す。
農業者でない我々が住み着き、地域と交流を図るには生活サイクルが違うのでなかなか難しいものである、でも今日は亡くなった方が、人と人とをつないでくれているんだなぁ〜と実感した。
女性達も営農にしっかり参加しているので、とても輝いていて、素敵で、自信に満ちていて、とても強い!
地域が温かく生きづいている、ここに住んでやっぱり良かっ(^◇^)
雪が解けたら、町内をめぐろうっと!!(と言っても広いんですよ〜隣までは車で行かなければなりません)。
24戸の町内会バンザーイ!!!