篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

4・1 富良野塾・市民に感謝公演

25年続いた倉本聰氏主宰の富良野塾が閉じられる。塾の創成期をモデルにした「谷は眠っていた」公演が富良野を皮切りに全国ツアーを終えた。当初予定していなかったが、完売で観れなかった市民が多いと聞いた倉本氏の計らいで、1日から3日まで5ステージ市民を招待し公演をすることになった。地域に根差した地域の演劇!素晴らしい事である。

思えば、15〜6年前から富良野塾にかかわり、NPO設立、理事長就任、富良野演劇工場建設、受託、工場長就任、メセナ協会設立・・・・と倉本氏にお世話になり、議論し・・・山ほどの思い出がある。
「文化の消費地ではなく、文化の生産地にしたい!」とおっしゃった倉本聰氏の想いが根付いたと感じる。
劇場入り口には、塾生が風で折れた枝を集めて「ありがとう!」とメッセージを作ってあった。写真の右側よ〜く見て下さい。