篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

4・4 富良野塾の幕を下ろす

26年続いた富良野塾の閉塾式があった。約370名の卒塾生の内270名が出席し「谷は眠っていた」公演、「卒塾式」、「閉塾式」そしてパーティーという延々6時間余りのセレモニーだった。
思えば富良野塾に関わって18年くらいになる。帰って来た塾生たちと懐かしい対面をした。キラキラ輝いて役者をしている人、いいお母さんになっている人、売れっ子脚本家になっている人、生彩を欠いた顔をしている人などなど・・・。いろんな想い出は山ほどあるなぁ〜〜〜〜。
倉本聰氏は挨拶で「ある人が、人間脇にどける時期があると言った、一時はそれを考えたがやめた。どけるもんか!これからも富良野グループとして芝居を創り居続ける・・・!」と笑わせ、今後の決意を語っていた。「創造する者は走り続けなければならない!」と・・・75歳のあのエネルギーはどこから来るんだろう!!
富良野塾跡地は、自然に帰すとのこと。あの山奥の塾に何度足をは運んだか、狭い冬道のためにRV車に乗り換えたことを思い出す。
270人の卒塾生と別れをする倉本氏。
13年前位、私が初めて企画し道内各地を私の車に乗って巡回した芝居「土佐源治」の坂本長利さんとも久しぶりに会った。いやぁ〜〜懐かしいな