昨年ある関係者の方から、ドリアン助川原作「あん」を薦められて読み、映画になると言うので心待ちにしていました。今回、札幌で上映されるにあたりご案内を受け楽しみに出かけました。当初2回の上映が、大好評で5回に増えたようです。
ハンセン氏病に焦点を当てているのではなく、生きることをテーマにした良い映画でした。役者さんが又素晴らしい！台詞の量は多くないのですが永瀬正敏さんの存在感や内田伽羅さんの素直な演技、何と言っても圧巻は樹木希林さん。ますますファンになりました。
上映後ドリアンさんが1時間ほど講演をしました。20年も温めて書いた原作のお話し、自らの生き様など、伺えてとてもラッキーでした。
サインをしていただいた時に、すこしお話が出来ました。
直接ドリアンさんにお会いしたのは初めてでしたが、映画「じんじん」では、あべ弘士さんや大地康雄さん、「あん」の朗読会では中井貴恵さん。親しくさせていただいている方とご縁があるので、とても親しみを感じました。ドリアンさんが「富良野へ行きたいな」と言ってくださいました。
カンヌ映画祭に出品し大喝采を浴びたとのこと、現在世界中で上映されているとのことでした。富良野で映画か朗読会が出来ればいいな〜〜〜〜。これは年齢を問わず沢山の方に見ていただきたい作品だと感じました。
今朝、余裕を持って朝6時50分に車で家を出て札幌へ。岩見沢まで降雪が続き墨絵の世界でした。
映画を見てすぐ富良野へ引き返し夕方には帰宅しました。またもや弾丸ツアーでした。
