篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

素晴らしい朗読会

13年続いている富良野の朗読サークルの講師をしていただいている、元HBCアナウンサーの安藤千鶴子さんと河原多恵子さんのお二人が、喫茶・ギャラリーあかならで朗読会をしてくださいました。
若葉が美しい季節、ボランティアさんが白いアジサイのような灌木を持ってきて飾ってくださいました・・・・お蔭様で素晴らしいステージになりました。
安藤千鶴子さんは、野坂昭如作「戦争童話集より〜凧になったお母さん〜」を朗読。

河原多恵子さんは、向田邦子作「隣の女」

リハーサル中の師弟愛も素晴らしい光景でした・・・・

グングン引き込まれてゆく朗読の力!私の貧困な想像力を最大限に刺激してくれました。炎の暑さ、身体の渇き、子の命を守る母の想い・・・女心の刹那さ、強さ、傲慢さ、可愛さ・・・七色の声と感情がたっぷり伝わってきました。
さすが我らが尊敬するお二人の講師であります。
そしてちゃっかり(笑)

沢山のお客様に来ていただき、みなさん感激して帰られました。その後サークル仲間と座談会・・・大満足のひと時でした。

今日もログの建物の優しさと素晴らしさを実感した次第です。