篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

素晴らしい朗読会でした

ふらの演劇工房の朗読サークルとして発足し、今年で10年目を迎えました。
サークルの講師としてお世話になっている、安藤千鶴子さんと河原多恵子さんの二人会が喫茶・ギャラリー「あかなら」で実現しました。共に元HBCアナウンサーで、現在もフリーアナウンサーとして大活躍中です。
サークルの研修と言う位置づけでしたが、あまりにももったいないのでオープンにしました。当初の予想をはるかに超えて、椅子をどんどん追加し満員になりました・・・・嬉しい限り。
はじめに、河原多恵子さんによる、芥川龍之介著「蜜柑」です。アルトの艶のある声がとても魅力的で、作品の情景が浮かびあがりました。
 
続いて、安藤千鶴子さんが、津村節子作「智恵子飛ぶより 一切は智恵子」。50分弱の朗読でしたが、観客はどんどん引き込まれ涙している方も居ました。圧巻でした・・・芝居的ではなく、淡々とした中にも伝えるべき強さを感じました。
  
その後、河原さんが道内在住の浅野まさえ著「詩集 十月のシャボン玉」から読みました。北海道の話題に共通点を覚えながら楽しく聴きました。
窓辺の冬景色も美しかったなぁ〜。

朗読会後、サークル会員の懇親会で我々は更なる研鑽を誓った次第です。

第2回も・・・・とたくらむ私です(笑)。

兎にも角にもお二人をお迎えしている、我朗読サークルは幸せなり!
後日道新に掲載されました。