篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

みちのく三沢の旅・・・その1

 7日から10日まで、我々はJRで娘はフェーリーで三沢入りしました。
目的は航空祭で長男がフライトをするので、この目で見てこようと決断し決行したのです。
実は今までビデオや写真では何度も見ていますが、生で(笑)見たことはありませんでした。それはそれは、飛行機マニアの夫にとって念願の事であります。
前日の天気予報は「大雨注意報&雷注意報」で最悪でした。昨年も夫は、この航空祭に出かけ台風で引き返した経緯があり・・・・まさか・・・がよぎりました。
「私お天気女なの・・・」と言う娘の力強い言葉に頼ることにしました(笑)。
当日早朝はザーザーと言う雨音・・・・
しかしオープン時間が迫ってくると、小降りになり止んだではありませんか。娘に感謝(笑)。
息子の自宅が飛行場の近くなので徒歩で会場に行きました。10万人近くの人出があると言う祭りは、実に賑やかです。超望遠レンズを持った人たちが沢山です。

もう飛行機に釘づけの夫です。
 
  フライト前に  

いよいよフライトです。場内いっぱいにパイロットが紹介されました。
「北海道富良野市出身航空三佐・・・・・」と。
オープニングと航空祭のトリをとって飛びました・・・胸がドキドキ・・・感動です。
なんたって帰省中BQ担当で、焼鳥屋のおやじの姿しか見ていませんので(笑)。まあこれはこれで堂に入ったものですが・・・。

パイロットになりたい」と言って夢を実現するために、歩き出したあの頃の息子のことを思い出しました。進路を自衛隊と決めたとき、正直驚きましたが、夫が常々「生きる道は自分で選べ・・・」と言ってきたので、何も言えませんでした。
今、華麗に飛んでいる飛行機を見ていると、息子の心そのままのように感じ「見て、見て・・・」と言っているようでした。親ばかちゃんりん・・・(-_-;)。
勿論、実務中の厳しさに関しては何も言いませんが、想像に余りあるものがあると思います。平和を願うばかりです。
このF2が息子の機種

そして、世界最新鋭のF22が2機が飛来して展示されていました。
そのパイロットとご満悦の夫です。
 
こんな説明が書かれていました。  レーダーに映らない高性能とのこと。

これらの性能が発揮されないことを祈って・・・・。
その夜は、みんな嬉しそうでした。夫は勿論、息子は回復した父親に自分の姿を見せたかったようです。