篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

北時計施設活用検討委員会

30年来、富良野の象徴的な喫茶店「北時計」の建物が昨年末富良野市に寄付され、熱い想いを持つ仲間が期間限定(4か月間)で運営してきた。

その後、報告書を提出した際、富良野市は今後の活用方法の検討を約束してくれた。
27日、第一回の検討委員会が招集された。
ここに至ったのも、ボランティア「あかなら」23名の4か月間の活動が実を結んだものと自負している。
ボランティア「あかなら」、商工会議所、観光協会、飲食店組合、連合町内会、旅館組合、市民公募2名・・・8名の委員で構成された。
今回は、各立場で忌憚なく意見を出し合った。沢山の意見が出された。
次回(1月中旬)は、それぞれの構想に採算性を加味して持ち寄ることになった。
単に営利を求める喫茶店ではなく、景観も含め富良野の象徴的な建物(財産))として残ってほしいと切に願っている。ただ、必要経費をどう生み出すかは現実の問題なのでじっくり検証しなければならない。
オープン時に、いろいろな方と話したこと、ゆっくり本を読んでコーヒーを飲んでいた方、今野さんの姿・・・・などを思い出している。
今は雪の中にある北時計を、車の中から横目に見て通っている。
人気のない北時計は、なんだか淋しそうに見える・・・。
全国に北時計応援団が出来たら凄い・・・なんて妄想を抱いているのだが。