篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

山陰旅日記 その2

☆18日は松江市(八雲町)へ移動
コウノトリ但馬空港10:15→伊丹空港→出雲縁結び空港14:05着。地図で見ると日本海側のちょっと隣なのだが、JR移動はかなり不便なので空路で移動した。

出迎えてくれた園山女史と久しぶりに再会した。
旧八雲村の時に、初の公設民営劇場(しいの実シアター)としてオープンし「劇団あしぶえ」(後にNPOになる)が運営している。劇場はふんだんに木を使い、100席の客席は何とも暖かい。
 
園山土筆さんは、劇団の主宰・演出・NPO理事長・館長・国際演劇祭(3年に1度)をしているスーパーウーマンで尊敬している方だ。
劇場運営としては、モデルケースだと思っている・・・もちろんご苦労も多い。事務所で運営の事、ボランティアの事、補助金申請の事、資金の事など、とても建設的な意見交換が出来た。
話の続きは、彼女の片腕である敏腕事務局長(これまた女性)宅で夕食をしながらつづいた・・・女3人で語り何とも充実した時間(*^。^*)
☆19日夫と合流し、観劇
私は4度目の訪問だが、夫はかねてから念願していたが今回初めて叶った。
空港まで迎えに行き夕食は、園山さんご紹介の松江市内の「あひる」という素敵なダイニングバー。なんと「倉本聰さんも来ていただいたんですよ・・」とオーナーが言っていた、ちょっと驚き(笑)。
20日セロ弾きのゴーシュ」観劇
園山さんが劇団をつくって45年、この日が彼女演出で宮澤賢治作「セロ弾きのゴーシュ公演」の150回目記念公演になるという。国内外から数々の受賞歴がある作品だ。

ロビーの準備も整い・・・ボランティアも大活躍。
 
素晴らしい公演だった。子供も大人も全員楽しんでいた・・・演劇の素晴らしさを堪能させてもらった。不覚にも涙が・・・と言いつつ園山さんがカーテンコールのご挨拶。

急に舞台に引っ張り出され、挨拶させられた(なんと字幕まで・・・はめられたか)

夫も大満足・・・富良野で観てもらいたなぁ・・・終演後のロビーは華やか、そして打ち上げ。
 
次回作「安寿と厨子王」に客演する草村礼子さんも観に来ていた。

こんな芝居を観られるなんて・・・あ〜しあわせ(*^。^*)
つづく