篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

会議はつづくよ・・・♪

※午前中、司法関係の仕事。
※午後1本目「北海道舞台塾ふらの」実行委員会。
この事業は13年前、地域の文化活動を活性化させるために北海道、市町村振興協会、富良野市から助成金が出てふらの演劇工房が中心になり、演劇創造活動、各種ワークショップ演劇に親しむ機会づくりなどを行ってきた。
近隣市町村や空知管内自治体をも巻き込み、大きな成果を上げている。北海道は単年度、単年度・・・と言いつつ、事情内容を評価し13年間続いて来いる。
この間いろいろ経緯をたどり、各自治体の成長は(と言うとおこがましいが)素晴らしいと思う。はじめは「お金は出さないが参加したい」とか「芝居は無料なら良いが・・・」と文化に対して理解が無かったが、徐々に変わってきて各自治体も応分負担し芝居は有料にし観客の意識向上は目覚ましいものであった。また空知の自治体は自立していった、やはり地道な努力が必要だと痛感している。
このような文化活動に対し、予算がないからと一括削減しないようせつに望みたい。
※午後2本目「第9回ふらの演劇祭」実行委員会。
この演劇祭は、9年前富良野開庁100周年記念として、富良野演劇工場で子供たちの演劇を公演した。その時の反響が大きかったので、次年度からも継続することになった。
毎年市内(近郊も含め)小中学校4校を選び、富良野演劇工場で公演をする。演劇指導は富良野塾OBがあたり完成度の高い作品となっている。この事業は、単に芝居がうまくなってほしいということではなく「演劇」と言う手法を使って、人と人との関係性、創造活動、共同作用、コミュニケーション能力向上などを学ぶ事を目的としている。
この事業を通して、子供たちの意識、学校の意識、保護者の意識が確実に変わってきた。ある中学校は「演劇」を学校の大きな柱に据え、毎年取り組んでいるところもある。嬉しいことである!
午後からの2本の事業は、ふらの演劇工房が中心となり教育委員会との協働作業で実施している誇り高い事業だと自負している。

ふう〜〜〜・・・会議が続くと、大して頭も使っていないのに疲れるもんだ。机に向かっているのは向かないのかな?