篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

ラッキーなひと時

外は突き刺すような冷たい空気。
でも、芦別岳は実に美しい姿を見せてくれている。畑の秋まき小麦が、少しずつ緑をなして色彩が出てきた。これも計り知れない自然の力の一部なのでしょう。コーヒーを飲みながらしばし眺める。

ちょっとわきを見ると、木々の芽は固くまだ眠っている。

昨夜、夫が友人に会うため旭川へ行き、私は待っている間にゆっくり買い物でも・・・と運転手をかってでて一緒に出掛けた。
はっきりした目的で売り場に直行するのは良いのだけれど、何かあったら・・・・とデパートぶらぶらするのは実は苦手なタイプ。
今日は時間もあるのだから・・・と意気込んでいったが、やっぱりエスカレーターで上がっていくが、途中でいやになって早々にデパートを出た。足は行きつけの居酒屋さんへ向いている。
当然、今回はお酒は飲めないけれど、店主やおかみさんと会うのが目的。
お店に入ると、なななんと、あべ弘士さんが他のお連れの方と来ていた。そのお連れの方も偶然知っていたので合流させていただいた。
あべさんは、少年のようにきらきらとして「こんなことをしたい・・・あんなことも・・・あ〜楽しくてたまらない・・・・でも今回の震災は・・・」と楽しい話が満載だった。
本当にあべ弘士さんはいつも、地域のこと子供のこと日本のこと世界のこと自然にことを考え、どうしたら良くなるのかを思っている、そして実践している方だ。
今年も、メセナの事業で富良野市内の小学校へ来てくれる・・・・ランランラン♪
帰りのは「はい、これご主人におみやげ」といって、名物ウナギを持たせてくれた。

このウナギは、居酒屋さんの名物!落語家さんたちもわざわざ来るほどだ。