篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

心は暖かく・・・外気は寒く

会員25名+それぞれの同伴者1名合計50人が集い、コンサートと食事を楽しむ会が年2回帯広で開催されている(心豊かな大人の会)。
今回は「松倉とし子コンサート」だった。ソプラノ歌手である彼女は、中田喜直氏との交流を語りながら、金子みすずの世界をたっぷり歌いあげていた。
彼女の歌もさることながら、会場を沸かせたのが中学3年生の御子息と友人が歌う童謡と
ロシア民謡だった。お母様の指導の下、中学3年生の男の子が4人でコーラスグループを作り、童謡などを歌っているという(今回は都合で2人だけ来た)、童謡ですよ、中学生の男の子ですよ・・・信じがたい光景でした(良い意味で)。母と歌う姿は、何とも微笑ましかった。

殺伐とした事件が続く昨今、こんな光景を見ることが出来「あ〜日本はまだ大丈夫か・・・」なんて思っちゃった(*^。^*)。
コンサートの後は、出演者を交えて素敵な夕食会。今回は東京銀座の鮨處「おざわ」の職人が出向いて来て、全国各地の新鮮なネタで握ってくれた。それはそれは・・・うまい!気仙沼の鰹、松前の鮪、佐賀の小肌、千葉の穴子、青森の平目、三重のスズキ・・・卵好きの私にとって出し巻が絶品!
そして、空ちゃん蓮ちゃんのお家に泊まって、楽し〜い一日だった。みんな嬉しそう・・・いい笑顔(*^。^*)

今朝、気温5℃快晴の帯広を出発して帰路についた・・・が狩勝峠あたりからは、冷たい雨。その後だんだん風や雨が激しくなり、気温も低く寒い。
雲の切れ目から見えた芦別岳は雪で白くなっていた・・・・どうりで寒い訳だわ。

芦別岳の去年の残雪が、ついこの間消えたばかりなのに・・・こんなに早い冠雪は経験ないな。激しい気象の変化に戸惑うばかりだ。