篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

脳を活性化し、新学期始動!

大震災から1か月たった今でも、余震が続いている。やっと電気や水が来たと言っていた矢先に、震度6地震が何度も起き、また停電・・・。そして原発の避難範囲が広がってゆく・・・。
何ともやるせない気持ちだ。
震度6地震でも「余震」と言われれば、なんだか軽いように思うが・・6は6・・揺れは本震と同じだよね。なんだかこの頃、言葉のマジックにかかりそう。
正確な情報を出さなければ、日本中が放射能で汚染されているように思われ困ったものだ。安全な地域のほうが多いのに・・・・外国の知人がどんどん本国に帰っている。
今や「想定外の・・」「未憎悪の・・」「1000年に一度・・」の言葉だけで回避することが出来ないでしょう・・・被災した方たちの苦渋の日々を思うと・・・。
それでも漁業関係者、酪農関係者など「魚を採るしかない・・・牛を見離せない・・・必ず復興させなくては・・・」と自分に言い聞かせるように振り絞って言っていた。勇気をもらう!!
さてさて、第一弾の選挙が終わり再選された高橋北海道知事は「自粛をせず、経済活動を活発にしよう・・・それも被災地応援の一つ・・・」とコメントしていた。
では、粛々と・・・。
23年度富良野メセナ協会事業を学校へ提案→各学校から要望がまとまる→講師の日程集約・・・・そしていよいよ具体的な日程調整を始める。

この時期、私は「脳」を一番活性化しなければならない。「この学校に、この事業を・・・でもあの学校も要望している・・・全部行きたい・・・あ〜予算が・・・」と悩んでしまう。
どの学校も芸術体験授業、表現教育支援授業に熱心に取り組んでくれるのだから、実は嬉しい悩みでもある。今年は、10校に38事業を調整するのは至難の技!
今日から、市内各学校へ行き転勤してきた校長、教頭先生に事業説明と共に、日程調整いざ開始!子供たちの笑顔に会いたいから・・・。
元気の源?
餓鬼先生が大事に抱えて来た1・5ℓ瓶のワインを試飲。かなり前に入手したらしい。

27年前のチリワイン・・・・不思議な味だった。一口目は「うん?なんだこれ・・」が、デカンターでしばらく空気と馴染むとだんだん癖になる味に・・・。香りも開き、どっしりとしてワイルドな味・・・美味しかった。
脳の活性化にポリフェノールを注入したので元気が出そう(*^。^*)