篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

展覧会図録が届く

書籍の入った郵便が届いた。
開けてみると2009年に旭川道立美術館で3か月間開催した「あべ弘士動物交響楽」の図録が完成し送られて来たのだ。

実行委員の端に名前を連ねさせていただいたことは、とても楽しく貴重な経験でした。
この展覧会に際して、美術関係者ばかりではなく演劇関係者、動物園関係者、ねぶた祭りの関係者、子供たち、商店、経済界などなどジャンルを超えた凄い人たちの集まった。
美術館の中にねぶたの部屋や山小屋など舞台セットまで出来て、まるで立体絵本のようだ。

富良野メセナ協会でも、美術館の中では異例のコンサートを企画し喜ばれた。チェンバロとチェロの音色や♪尺八とギターの音色♪・・・。
300人近い実行委員が、あんなに喜んで参加した企画も珍しいのではないかな?特に美術展・・・というお堅い企画で・・・。
やはりこれはとりもなおさず、あべ弘士さんのお人柄でしょう。旭山動物園の飼育係から日本を代表する絵本作家になっても、いつもいつも変わらないお人柄(*^。^*)
お酒を飲んで動物の話をするあべさんは、ゴリラに見えたり、スカンクに見えたり、カワウソに見えたり・・・・フラミンゴのなったっり・・失礼(ー_ー)!!

日本はおろか世界中を回っているあべさんを、キャッチするのも大変なこの頃。
なのに毎年、富良野の小学校(3校)で子供たちとワークショップをしてくださる。今年度事業に関しても、昨日その日程をガッチリ押えました・・・ヤッター!!これは私の大きな役目でもあるので頑張るのだ(笑)
不思議と、私があべさんにお電話する時には自宅にいらっしゃる・・・きっとこれもご縁・・・と私は勝手に思っている。
丁寧に作られた100ページほどの図録には、あべさんの作品はもちろん準備中の写真が膨大に収められ、展覧会の様子が手に取るようにわかる。
私の大切な宝物になった。
ふと・・・被災した子供たちとこんなことが出来たらな〜・・・と妄想してしまった。
ああ〜・・今日は1日中雪・・・・またまた逆戻り。東北も寒いだろうな・・・。

我が家の前にある、地下水をくみ上げるポンプ小屋も寒そう!