篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

文化ホールのネットワーク

北海道に「シアターネットかんげき」と言う組織がある。
設立の趣旨は、東京から離れた北海道では、舞台公演を企画するにあたり交通費や宿泊費が中央開催より余計にかかりホール単独で開催するのは大変困難になる。
良質の舞台を北海道でも見たい・・・そこで各地のホールがネットワークで協力する事で実現しようと出来上がったようだ。
これは行政主導ではなく、会費を出し合い民間が主体となって行政直営のホールやNPOや文化団体など、25団体ほどが参加している力強い集団だ。
一つの芝居を何箇所かで開催すると、当然費用負担も軽減される。これは全国的に見ても誇るべき組織だと思う。
富良野は、ふらの演劇工房も富良野メセナ協会も会員になっている。
今回は、音更文化センターで会議と公演を観た。芝居は白石加代子の「銀河鉄道の夜」(宮沢賢治作)の一人芝居。白石加代子さんは「百物語」と称して一人で100話を目標に演じ続けて今回は90作目とのこと。
いつもは鬼気迫る作品が多いが、今回はちょっと作風をかえて宮沢作品だった。白石さんの役作りにはいつも感心してしまう。

宿泊先の帯広のホテルではモール温泉に入りゆったり(^v^)
ついでに空ちゃん蓮ちゃんのお家にも寄った。
ちょっと人見知り始めた蓮ちゃん・・・

大好きなハサミで上手に切って見せてくれた空ちゃん・・・

つかの間グランマ振りを発揮して、帰途についた。
昨日も今日も札幌や岩見沢近辺は大雪で、高速道路はストップしているようだが、十勝は快晴!
帯広の朝の気温-19度でキ〜ンと冷え込んでいた。
狩り勝峠の4合目からさほろ岳の頂上がくっきり見え、昔スキー大会のために何回も子供達を連れていった「さほろスキー場」も見えた。

狩り勝峠を越えても、やはり真っ青な空!実に気持ち良いドライブだった。