篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

波及効果?

富良野で各種の公演があると、各地から知人が観劇に来て公演以外の楽しみも得られる。
一緒にスキーやテニスをしたり、名所を案内したり、食事会をしたり・・・公演日に合わせて富良野に来てくれるのはとても嬉しい事だ。
今回は札幌から来た8人の仲間と観劇後、みんなの共通の知人であるレストラン「ハーベストロード ハウス」(旭川永山)の宮下シェフに会いに行き食事をしてきた。
ここは発足当時の「安全地帯」の練習場所だった事でも有名で、宮下さん自身もメンバーの一人だったようだ。

ハンターでもあるシェフの料理は絶品で、素材にもこだわりが強い。特にワインに関しての造詣が深くワインセラーには一流品がずら〜り!
我々には高根の花で手も出ない、一本数十万する「ロマネコンテ」もさらりと開けて飲ませてくれる。ポルシェを売ってワインを買ったと言う話は実話らしい。
奥さまのおもてなしは、さりげなく且つ心配りが細やかでとても心地がいい。
今回の前菜(これが前菜?豪華さとボリュウムは凄い)は、
フォアグラのリゾット添えで上には、惜しげもなくスライスしたトリュフがたっぷりかかっている。

次はオマールエビ

フレッシュな野菜サラダが山ほど出て、
メインは岩手牛のフィレステーキ(高さは5〜6センチはあった?)

デザートは、パリッと焼いた薄い皮の上にトリュフ入りのアイスと自家製ベリーのシャーベットが載っている

みんな大満足!メタボが気になる年齢層、これを毎日食べたら大変(もちろん食べられないが・・・笑)、時々だからうれしい。
職業まちまち、年齢まちまちで話題も豊富!
多忙な人達だけれど、芝居を観る為に富良野に結集する。文化がつなぐ人の輪は素晴らしい・・・これぞ我々の理想。
これからも、行きたい場所、楽しい場所、豊かな場所・・・「富良野」である事を願っている。