篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

平田オリザ氏講演会

青年会議所の主催で「表現教育について」の講演会が開かれた。

平成25年度から、富良野高校に選択科目として「演劇」を取り入れる事になった。そのため市民や教育関係者の理解を得る為には良い機会だったと思う。
なぜ表現教育・コミュニケーション教育が必要なのか・・・・
企業は今、どんな人間を求めているのか・・・・
先進国の中で教育カリキュラムに「演劇・コミュニケーション」を取り入れていないのは日本だけ・・・・
プレゼンテーションが下手なのは、なぜか・・・・
国際的なパーティーで、友だちを作れない日本人・・・・
今や技術力だけでは世界に太刀打ちできない、会話力が無ければ・・・・などなど

表現教育、コミニュケーション教育などの先駆的役割をして来た平田オリザ氏のユーモアを交えた話は説得力があったようだ。
質疑応答も活発で予定時間を1時間もオーバーしていた。このような会を演劇関係者ではなく、青年会議所が主催した事も大きな意義がある。
富良野らしい街、富良野だから出来る事を探りながら市民があらゆる角度から自分の街を見つめて行きたいものだ。