篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

ツアー写真集

イッセー尾形さんの富良野公演も大好評だった。倉本聰ご夫妻も観劇されていた。
一人芝居は、イッセーさんが全て台本を書き、森田雄三さんが演出している。始めてから30年目、600作以上のネタをやっていると言う。海外でも多数公演をし演劇人から高い評価を得ている。
単なる「お笑い」ではなく、一人一人の内面を掘り下げ演じていると感じる。深刻な問題も、独特な笑いにのせて表現しているイッセーさんは、人間観察と表現者として類まれな役者だと思う。
このイッセー尾形さんを育てた、演出家の森田雄三さん、事務所社長の森田清子さん夫妻もまた、並みの人ではない。
お二人の考え方、懐の大きさ、演劇活動に対して私は大変尊敬している。
★19日
ナチュラクスホテル前のワイン祭りの会場を横目に見ながら、3台の車で帯広に向かった。
社長の森田清子さんが乗った我車は、マルシェによりパンやケーキを買い込んだ。


パンもケーキも美味しいと大好評でした。良かったね悠ちゃん。
雨模様の空もだんだん晴れてきて、北海道らしい広大な風景を楽しみながら走った。この日は仕込みだけなので全体的にのんびりムード。
昼食は帯広の有名お蕎麦屋さんで食べたが・・・・メニュウーを頼んでから、待つ事1時間・・・・みんなお腹がすいて無口になった。

やっと来たが、天ぷらは美味しかったが、蕎麦はのびていてガッカリ!蕎麦屋なのに・・・とほほ・・・。

気を取り直して、幕別百年記念ホールへ行き仕込みを始めた。

パークゴルフの発祥の地らしく、河川敷やホールの近くで大会が開かれていた。

20日
初めて幕別での公演・・・どんなかな?・・・ドキドキ。
まず、北海道ホテルの中庭を見ながらゆっくり朝食。

さて、みっちゃんのでかいハマーで百年記念ホールに出発。

そうそう、ホールの近くに住んでいる空ちゃんの所に、名古屋からバーバが来ているのでお誘いした。蓮ちゃんのお産扱い中なので、ちょっと一息プレゼント!喜んでいただきよかった。

ちなみに、今日の空ちゃん蓮ちゃん

終演後、サインを求める長蛇の列!やはりイッセーさんは、お一人お一人丁寧に書いていた。

撤収作業を終え、主催者でもある十勝毎日の方のおすすめ店で打ち上げ。2時間半の公演を終えたと思えないほど元気なイッセーさん。

宴もたけなわの頃、イッセーさんから大入り袋が配られた。ヤッター!私もいただいた。森田清子社長、鵜飼社長(照明家)と・・・。


17日から3都市で開催された公演あっという間に終わった。

★21日
イッセーさんら一行を帯広空港に送ってから、富良野に戻った。
ステージ以外でいろんな楽しいエピソードがあり、お腹を抱えて皆で大笑いした事がたくさんあった珍道中の幕が下りた。
細胞がかなり活性化されたような気がする・・・・。