今日は北海道新聞旭川支社主催の講演会があり参加させていただきました。
15~6年前は「表現教育」だの「コミュニケーション能力」だのまだまだ浸透していない頃、平田さんに富良野に来ていただき小中学校を回って子供達に演劇を通して表現力を豊かにするワークショップをしていただきました。
その頃私たちは「文化の持つ力」を信じて文化活動を始めたけれど、他人に説明して理解していただく言葉を持ち合わせていませんでした。が、いつも平田さんに勇気づけられ信じて活動をしてきたように思います。
今日も「文化」は教育、観光、福祉、医療、人口減少・・・すべてに大きな力を発揮するということを世界はもとより日本各地のデーターを見せながら実にわかりやすくお話ししていました。
どこの講演でも必ず富良野の事例をお話しされます・・・今回も。著書の中でも富良野に触れる部分がよくあります。ありがたいことです。
2020年大学入試改革に伴い今から準備しなければならないことの示唆をも示していました。
「文化」は一部の人たちの趣味ではないのですよね・・・・こんなことを未だに言っていたら笑われますよね。人を孤立させてはいけない...「文化による社会包摂」という言葉が普通に理解されるを願されるいつつ。
左手のキネシオテープは子育て真っ最中の勲章のようです。うれしそうに話されていました。育メンやってるんですね。
富良野でまた会いましょうと約束して東京へとんぼ返りされました。
今日は講演会を聴き、ギャラリープルプルであべ弘士さんの作品展を見て、帰りには東川へ寄ってセントレアを見て・・充実の一日でした。