篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

気迫ある師匠の姿

14日、満月倶楽部の書初めがありました。
弟子たちはそれぞれの課題に取り組み、コーヒータイムをたっぷりとりながら黙々と書きました(笑)。
餓鬼先生も作品創作に没頭してる姿は素晴らしいです。
その姿は気迫に満ちています。この書き姿を拝見できるのもこの上ない勉強です。

私目も気持ちも新たに筆を持つのですが、食べ物が並び始めると集中力に欠けるのです・・・トホホ。

昼食は持ち寄りで新年会・・・本当に美味しい品々が並び和やかでした。

愛知から浜野龍峰先生も来てくださいました。


朝から夕方までお稽古をし終えてから、珍しく餓鬼先生が力を込めてお話しました。
「人は必ず死ぬ。わしもいつまで生きられるかわからない。もういちいち言わなくてもみんなは書けると思うので、一所懸命書いてほしい。生きている間はわしも見るで・・・。」なんだか胸が熱くなりました。
はい!!肝に銘じて時間を大切にします。
私たちが書き上げた作品を、先生に見ていただくのですが、いつになく気迫を感じたお正月でした。
書は勿論、生き様やお話しを通して、福瀬餓鬼先生(83歳)の弟子であることに誇りを感じています。