篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

いよっ!立川談春!

昨夜、札幌で開催された立川談春独演会に行って来た。
東京の志の輔落語会でお目にかかってからのご縁で聴くようになって4回目である。昨年は富良野演劇工場でも独演会をしていてる。富良野では、まだちょっとなじみはないようだけれど、きっと今に富良野でもブレイクするはず。お楽しみに!
チケットは、東京でも札幌でも毎年完売で入手困難。今回の道新ホールも満席(700席)だった。
演目は、前座の立川春樹の「道灌」に続き談春師匠の「粗忽の使者」「船徳」そして、おまけに「小猿七之助」とたっぷり聴かせてくれた。
勢いがあり、間が良く、女性を演じる時の色っぽさ(あの迫力ある顔で、失礼!)・・・聴いている人を引き付ける。

また、エッセー「赤めだか」では、講談社エッセイスト賞まで取り文才もある。「この賞だけは、兄弟子の志の輔師匠に勝った。」と笑わせていた。


立川一門の空気が漂いっている感じがする。
談志師匠の破天荒な生き方で、弟子たち一門は定席寄席には出られず独自に観客を集める努力は並々ならぬものがあったようだ。
昔、談志師匠が「これからは落語協会には反旗を翻し、立川流としてあえて家元制度をとるんだ・・・」と気勢を上げていたのを覚えている。
その後、志の輔師匠や談春師匠を育て落語界に結果を残したのだろう。
人を泣かせることは簡単だが、笑わせる事がとても難しい・・・とある舞台人から聞いたことがある。
常に高座に上がると、笑わせなければならない仕事は大変だろうなあ〜。
でもそのお陰で、我々の免疫力が上がり元気になるのです(^◇^)。
いつも思うが、一流の方は舞台を降りてからも素敵なんだ・・・。
これからも落語を聴き続けるぞ・・・・。
さて、8月7日はやはり立川一門の大御所、立川志の輔独演会を富良野で開催する・・・・楽しみ楽しみ♪