我が家から北の峰まで約5キロの道道御料線を走る時、必ず目にとめる大好きな木達がある。今日も雨の後かすんだ空気の中ひっそりとたたずんでいた。
まず、フラノワインをつくるブドウの木。日々大きくなるのが楽しみ。
もう少し走ると、春には美しい花を咲かせる、一本桜。花が終わっても牧草地にぽつんと立って美しい。
更に走ると、美しい姿の松が見える。
遠くからは一本に見えるけれど、真横を通ると二本であることがわかる。毎回ついニヤッとしてしまう。
そして富良野演劇工場を過ぎたあたりに、白樺並木がある。幹が白く美しく北海道らしい木だと思う。
北時計の近くに来ると、ポプラの木がすっと立っている。ポプラは昔はもっとあちこちにあったような気がするが、最近あまり見なくなった。
何の変哲もない木達だが、毎日通っていると姿の変容がわかって楽しいものだ。