篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

七夕に引き合わせてくれました

昨日帯広から帰ってきて最終便で東京へ行き、今日従妹の一周忌を終えて最終便で帰ってきました。結構強行スケジュール(笑)。
池袋のホテルメトロポリタンに400人以上が参加していて、びっくりでした。
高野之夫豊島区長夫人が夫の従妹なのです 
法要はお寺で済ませ、ホテルに移動しました。夫と目元が似ています。
夫と共に病と闘ったのですが、63歳で旅立ってしまいました。自分がつらい時でも「悠ちゃん悠ちゃん・・・大事にしてね。」と明るい声で夫を心配してくれていました。

彼女が紹介して知り合った多くの方々と再開しました。女優の佐久間良子さん、演出家の宮田慶子さん、元巨人軍の堀内恒夫さん、横山忠夫さんなどなどです。
東京芸術劇場館長、全国メセナ協会の会長の福地重雄さんのお話がとても良く、また、東大名誉教授の小田島雄志さんのユニークなお話も暖かく会場を沸かせていました。
ご主人は「七夕の今日を偲ぶ会をしたのは、みなさんと再開するための日になれば・・・」と言っていました・・・本当にその通りでした。
400人以上の席順で素晴らしかったのは、上席を彼女の友人と教え子たちが座り、お偉い方々(大臣をされた方も)も皆さん親しくしていたのに壁側の方でした。
ご主人が現役政治家なので、政治家や経済界の方も多かったけれど内容が実になごやかで、知人友人を大切にしていたご夫妻の人柄が出ていて心地よかったです。
会うといつも「文化」の話になるご夫妻でしたので、文化あふれる方々のご参集と構成は見事。彼女が好きだった曲がずっと生演奏されていました。

司会は元フジテレビアナウンサーの小林大輔さん。さすが上手い!
でもでも・・・こんなに夫から「路子は路子は・・・」と連発し、仲間から「高野区政は、路子区政だった・・・」と言うほど愛された彼女は、いま天国から苦笑しているでしょね。