篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

夫が妻に送る言葉・・・見事!

従妹を送った続き・・・
滞りなく葬儀を終え、御主人が喪主のあいさつをした。「妻は教育者としても妻としても、聡明で凜として、とても切れの良い人生を送りました。私の仕事(区長)に対して、いつも厳しい目と意見を言ってくれました。感謝の言葉しかありません・・・ありがとう。」こんな言葉をこのような場所で言えるご主人は素晴らしい、且つ妻冥利に尽きるのではないだろうか。なかなか言えませんよね、日本の男性は・・・。さらに見事だったのは、義理で送ってきた(多分)多くの政治家の弔電を見事に割愛していた。(そりゃあ多いよね、現役の豊島区長だから)
この言葉通り、教え子たちや演劇関係者の心のこもった弔辞が涙を誘っていた。単に区長夫人と言うだけではなく、個人としても立派な社会人として生き抜いた女性だった・・・合掌。
終えてから、故人が好んで通っていたうどん屋さん「立山」に行き故人を偲んだ。名前の通り、富山の日本酒「立山」がある。ここは元巨人軍投手横山忠夫さんがしてるお店で、野球人が集まるところだ。従妹と仲良しだった堀内さんと共にした。

あの長嶋茂雄さんが最後の試合をした時に投手として出場していたのが、横山投手(網走の高校からドラフト1位で巨人へ)。この写真も「・・・永遠に不滅です」。あの日のテレビの映像は、なぜか今でもはっきり覚えているのです・・・・理由は一つ、あのころ巨人ファンだったということ(笑)。

初めてこのお店に連れて行ってくれたのも従妹で、素敵な女将さんがいてすっかり大好きになり、時間があると寄っている。
それにしても・・・千歳経由旭川行きのスカイマークはなんなのだろう。東京から帰る便が無く、空いてたのはこの便だけ。千歳で荷物を持って降りて、20分後には再び同じ飛行機の同じ座席に・・・。荷物を持った人は大変そうだった。
「なぜ、千歳経由なの?」と聞いたら「燃料補給と清掃のため」と答えた。うっそ〜・・・旭川まで一気に飛べない飛行機なの???1時間飛んで清掃しなければならないの???あ〜〜どうして本当のことが伝わらない世の中なんだろう。