篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

やってよかった・・・北時計

今日は、北時計が始まって初めての定休日。まだ一週間なんだ・・・・。やってよかったなんて感想はまだ早いのかな?
今朝の芦別岳は快晴!残雪が少しづつ細くなっている・・・今年はいつ消えるかな?相変わらず自宅から眺めてシャッターを押す。

昨日、茨木(日立市)から素敵なKご夫妻が来店してくださった。入ってくるなり、とても素敵な笑顔で「うわ〜今野さんが居る(元オーナー)」「篠田さんに会えた〜」と興奮気味に言っていた。
北時計の常連さんで、毎年来ていたようだ・・・私は初対面だけれど「森のテラス」のブログを見て再オープンしたことを知ったとのこと。(でも・・よく私のブログにたどり着いたな〜と感心しているのだが)。
今回の大震災で被災し、心身ともに疲れ一日たりともゆっく休むことが出来なかったとのこと。北時計が開いたことを知り、とりもなおさず飛んできてくれたようです。昨年ここで写した写真を持参していたが、ふっくらした顔が、ずいぶんお痩せになっていた。「心が休まらないんです・・・」と・・・どれほど大変な日々か・・・そんな中で富良野に来てくださったことは嬉しい限り!
私達も必死でオープンした北時計だったが、こんな話を聞くと疲れも吹っ飛んでしまう。単に喫茶店をやりたかったわけではなく、30年間の魂がこもったこのログハウスを、文化的価値を持たせて続けてゆきたかったのだ。

たった6日間で、今回のような想いを持った方々がたくさん来店している。
やってよかった・・・・立ち上げのメンバーとうなずき合った一日だった。
Kさん!こちらが感謝したいです。ありがとうございます(*^。^*)