篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

訪問客いろいろ・・・

その1
14年前、我が家に10ヶ月間ホームステイしていたカナダ人のジェフ君が遊びに来た。その頃20歳だったが歳を重ね、結婚して・・・すっかり大人になって。
当初2ヶ月くらいの滞在予定が、富良野が気に入って10ヶ月間居た。若い彼はぐんぐん日本語がうまくなり、ひらがなや漢字も毎日勉強していた。
お互いに語学を教え合う事にしていたが・・・私の日本語指導が上手かったのか・・・私の英語吸収力が劣っているのか・・・またしてもチャンスは消えて行った・・・。

ホームステイを終えて彼が帰国した翌年に、カナダで富良野塾公演があり、私もバンクーバーへ行った時に彼に再会した。
その頃、我々が文化の活動拠点にしようとしていた富良野演劇工場が建築中だったので、その活動に対して寄付をしてくれた。
彼は通訳としてカナダの富良野塾公演を随分サポートしていたようだ。そのアルバイト代1週間分をドルで渡してくれた。
賛同する活動に自分の気持ちを伝える「寄付」という行為をとても自然な形でやってのけた。その時まだ21歳だったのに。
日本大好きな彼は、現在奇遇な縁でニセコのスキー場で支配人をしている。今回は、カナダのお姉さん夫妻と共に富良野でスキーを楽しんでいた。
「マロース」公演中の水津さんや森上さんとも再会した。


ジェフ君は富良野の10ヶ月間でたくさん友達を作り、今回も何人かに会ったようだ。

その2
しずかにしずかに降る雪のお客さん。
我が家の周りの風景・・・まさに今上演中の「マロース」のセットのようだ。マロースの意味は、ロシア語で冬将軍とか


鳥の巣箱の上に、分厚い綿帽子が・・・とってもかわいい!

その3
そして・・・小鳥たち