篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

尾張&お江戸の旅 その4

12月1日お江戸から埼玉へ・・・新幹線移動・・・今日も実に富士山が美しかった。
大宮の東光寺へ行きました。ここには餓鬼先生の作品が沢山あるので、一度見たかったのです。

またまたお寺の中の作品を見て圧倒されました。
ご住職が新築した庫裏に、先生に書いてほしいとお願いしたようです。


ご住職(松本誠諦氏)自ら館内を案内してくださいました。欄間の木彫も素晴らしい!

「魚」は水中でも目を開けている・・・だからいつも緊張感をもって行動せよ、魚に見習えと言うことらしい。魚と禅宗の教えとつながるものが沢山あるらしいです。魚の目の勢いが凄い!周りの小さな字は般若心経がびっしり書かれています。

まだまだ大小多くの作品がありました。 
そうそう、あの細川護煕氏の書も沢山掲げてありましたね。この落款は、細川さんから頼まれて餓鬼先生が彫ったもののようです。

本堂の下にある涅槃堂に案内された。お釈迦様が横たわり来世とつながっているかのような気分に・・・天井の菩提樹の葉も一枚一枚木彫りです。

絵、彫刻その他まだまだ作品は数知れず・・・まるで美術館のようだった。
うな重のお昼をいただき、タクシーまで準備していただき、餓鬼先生の作品のお蔭で素晴らしい見学会になりました。
富良野スキー場は、1日にオープンしたようです。例年より10日以上遅いですね。