篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

2・21 朗読サークル

安藤千鶴子先生(札幌在住)のお人柄と指導力にほれ込んだ仲間達で朗読サークルを作っている。月一度の練習だがまじめに、和やかに、楽しく続けている。
今日は14名が出席して、自分達が選んだ作品をそれぞれ5分ほど朗読をするサークル内発表会なのだ。それにしても作品選びにも人柄が出て来るものだと感心してしまう(あたりまえか・・・)。
田辺聖子の作品を関西弁を駆使して読んだ3人組(演劇的でうまい!)、重松清の作品を読んだUさん(みんながうるうる)、透明な声でユキウサギのチッチを呼んだOさん、いつも民話を読むWさんは佐野洋子の作品でみんなを魅了した。そしていつもの練習だと思って来たAさんは、何とその場で金子みすずの「こぶとりじいさん その後」を歌い上げた。などなど・・・。
いやいや・・・底知れぬサークル仲間の能力に感服の一日だった。それもこれも各人の魅力を引き出して下さる安藤先生に感謝。これからもお互いを磨き合うサークルでありたい。