篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

満月倶楽部のお稽古

昨日からせっせと働いてくれた有能な助手「墨擦り君」です。お陰様でたっぷり擦った墨を持参して朝から一日中書道です。
今、道新で連載中の「私の中の歴史」も大変面白く、改めて福瀬餓鬼先生の偉大さを知るところです。

今日は、先生の祖父が書いたという書を見せてくださいました。何でも趣味で独学で書いた篆書との事、やはり先生はその血を受け継いでいるんですね。「子供には特に教えなくても、環境をつくるとということは大切なんだよ」と。こういうお話を聞くのも貴重な時間です。

さてさて練習に入ります。先生は全紙に杜甫の詩を書いてくださいました。久しぶりに全紙に挑戦します。しばらく格闘することでしょう・・・気長に取り組みます。

いつも手作りのケーキやパンを作って来てくれる秋野さん、今日は桜餅でした。とても美味しかった。みんなでいただく時間も又楽しいものです。
更に三浦さんの奥様が機織り機で編んだマフラーを、女性群全員にプレゼントしてくださいました。柄は色々、長さもたっぷり・・・今日着ていた赤いセーターにピッタリでした。書もさることながら、いつも楽しい事が沢山の満月倶楽部です。