篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

役者の中嶋しゅうさんが・・・・

早朝、中嶋しゅうさんが舞台から転落して亡くなったとのニュースが飛び込んできました。あまりにも突然で言葉もありません。
始めてお会いしたのは、串田和美さん演出で2004年富良野演劇工場で上演された松たか子、谷原章太郎主演の「コーカサスの白墨の輪」でした。3年間かけて創られた作品だったので出演者の方々ととても仲良くなりました。
中嶋さんはその後も芝居やプライベートで何度も富良野に来てくださいました。
2011年10月には喫茶・ギャラリーあかならを運営したことを喜んでいただき、「次は絶対真知子を連れてくるからね・・」と言っていました。

2012年8月お二人のスケジュールを合せるのは至難の業だったようですが、約束通り奥様で女優の鷲尾真知子さんとご一緒に「あかなら」に来てくださいました。

お二人とも本当に気さくで、舞台のご案内はあならず送ってくださいます。今回の「アザー・デザート・シティーズ」もいただきました。
素人の私にも芝居のことを熱く語り、常にかっこいい役者さんでした。
しゅさんはいつも「真知子が、真知子が・・・」とお話しされ仲の良かったご夫妻です。
急性大動脈解離だったようです。真知子さんの御心痛は計り知れません。心からご冥福をお祈りいたします。
こんな写真も出て来ました・・・。
2008年11月メセナ協会で主催した「天切り松闇語り」の演出家としてお越しになり、鷲尾真知子さんが出演し藤原道山さんが生で尺八を演奏しました。良いお芝居でした。