篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

無事終了しました!

第17回目の志の輔らくごin富良野を終えました。今回は開演時間15:30、11:30という変則的な時間と当日の突然の豪雪に見舞われ不安いっぱおでした。しかし流石志の輔師匠の高座ですね、いっぱいのお客様が大満足して下さいました。

「はんどたおる」どこにでもあるあるの日常を描いた新作。いや~笑いました。

演目「高瀬舟」では三味の音がはいると場内は水を打ったように静まり、息を殺して師匠の語りにのめり込みました。まるで一人芝居のように舞台いっぱいに情景が広がり「これにて読みきりです」で現実に戻りました。

落語演目なのに笑う場面は一切ありません。まさに想像力との勝負ですね。

その後おまけにと「こぶとりじいさん」で場内を爆笑させお開きになりました。

当日朝の景色・・・師匠も絶賛した富良野の景色でした。

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大雪でしたが、やはり着物でお迎えしました。

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師匠がいつも感動して下さるスタッフ陣(まだまだたくさんいますよ)

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富良野ブルーリッジの松本選手が駐車場整理にボランティア参加してくれました。その後生の落語に初挑戦・・・こんな富良野を体験してくれるのも嬉しいです。

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舞台は毎回師匠が細かいチェックをし工場スタッフが完ぺきに仕上げてくださいます。

今回は更にシックです。

今治タオル地の敷物、シルクの紫の座布団、ホリゾントの色、屏風の色・・・どれもこれも飛び出さず調和され、演者を引き立てる素晴らしい舞台でした。

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さて来年はどんな舞台になるのでしょう。