篠田信子の新森のテラスから

富良野の森に住み、自然や文化への想いをつれづれに

環境保全フォーラム・・豪華な顔ぶれ

フォーラムは、NPO法人旭山動物園くらぶの主催で、旭川市内のホテルで開催された。
あべ弘士さんから是非一度聴いてみてと言われていた、猫八&子猫さんの舞台もあったので楽しみに行ってきた。
前半は、江戸家猫八・子猫親子による動物の鳴き声バトル。
猫八さんは代々、みんなが良く知っている動物の鳴き声をまねていたようだが、子猫さんは世界中の珍しい動物の鳴き声に挑戦していた。
子猫さんによる新しい時代の、勢いのある芸を見て(聴いて)頼もしく感じた。

富良野にもご縁のあることが分かり、今後が楽しみ。
後半は、パテルディスカッション
坂東元氏(旭山動物園園長)・あべ弘士氏(絵本作家)・寺沢孝毅(写真家)の方々に猫八さん・子猫さんが加わりトークした。

天売島の鳥の話⇒根室の話⇒流氷の話⇒北極探検の話⇒ボルネオの話・・・と話題豊富、且つ寺沢さんの進行で流れもスムースで実に楽しいお話を伺えた。と言うのもパネラーの5人がみんな仲良しで、良く一緒に動物を見に行くようなので息もぴったりだ。
貴重な写真やビデオそしてあべさんの最新作の絵本や、猫八さんらの鳴き声も入り開場は終始和やか。参加していた子供たちも大喜びで、あっという間の2時間半だった。

終えてからもロビーでひとしきり話に花が咲いた。おちゃめな、あべさん&子猫さん。

あべさんは北極は不毛の地かと思っていたが、行ってみて実は非常に豊かな海であることが分かったと言っていた。その証拠に魚や鳥や動物が、想像以上にたくさんいたと。
又、坂東園長さんの指摘した(特にボルネオ)動物と自然環境・・・奥深い課題を投げかけながら充実したフォーラムだった。